幽ノ沢右俣V字状岩壁右ルート(谷川岳)

October 10, 2017

★山域:幽ノ沢右俣V字状岩壁右ルート(谷川岳)
★日付:2017.10.08(日)
★天気:曇り→晴れ

★山行形態:個人山行、アルパインクライミング

★参加者:石附(CL)、山宮(SL)、岩出
★コース:駐車場→幽ノ沢出合→二俣→カールボーデン→取付テラス→(V字状岩壁右ルート登攀)→終了点→(石楠花尾根)→堅炭尾根→(中芝新道)→芝倉沢出合→駐車場

 

★コース状況:(ルートグレードは参考にしたトポ図からで、あとは個人的な感想です。)

 

 ▶幽ノ沢出合~カールボーデン

 ・残置ロープを使用したり高巻いたりしながら沢を詰めます。

 ・アプローチシューズで問題なく登れましたが、ラバーの沢靴がベストなのかな?下降にはあまり使いたくないです。(撤退するなら早めに引き返したほうがいいと思います。)

 

 ▶カールボーデン~取付テラス

 ・濡れているところを避けながら登りました。

 ・ロープは出さずに登りました。下部は傾斜が緩いですが登っていくと傾斜がきつくなっていきます。

 ・取付テラスがどの辺にあるかわからなかったので傾斜がきつくなりすぎる前に座れそうな適地を見つけアプローチシューズからクライミングシューズに履き替えました。(結果的には履き替えてからすぐに取付テラスに着きましたが・・・)

 

 ▶V字状岩壁右ルート

  1P Ⅲ+(リード石附)(トポ1P目の前半。中間のテラスでピッチを切った。)

  ・取付テラスからトラバースし右俣リンネの流水溝を横切りV字の左端を形づくるリッジ上のテラスへ上がる。

  ・中間支点はほとんどない。

  ・しっかりスタンスがあるので問題なかったですが少し濡れていてやらしかった。

 

  2P Ⅲ+(リード山宮)(トポ1P目の後半。)

  ・リッジ上のテラスからクライムダウンし要テラスまでトラバース。 (クライムダウンする個所に残置ロープあり。)

  ・中間支点はほとんどない。

  ・ここもスタンスがあるので問題なかったですが少し濡れていてやらしかった。

 

  3P Ⅲ(リード石附)(トポ2~3P目を継続。)

  ・フェイスを右上ぎみに登る。

  ・相変わらず中間支点はほとんどない。

  ・スタンスは細かいがしっかりあるので問題なく登れました。

 

  4P Ⅲ(リード岩出)(トポ4P目。)

  ・真っすぐ登るより少し左に出てから登ると易しい。

  ・中間支点はほとんどない。

  ・特に問題なく登れました。

  

  5P Ⅲ(リード石附)(トポ5P目。)

  ・少し濡れているところもありましたが特に問題なく登れました。

 

  6P Ⅳ+(リード山宮)(トポ6P目。)

  ・ルンゼは特に問題なく登れましが、後半は傾斜が立ってきてドキドキします。

  ・ルンゼから左のリッジを草付きまで登り最後は右の逆層フェースを登るのですが、逆層フェースは濡れていて厳しそうでリードで落っこちたくないので草付きから上もそのままリッジを登りました。

  ・終了点はペツルハンガーと残置ハーケンで取りましたが3人でセルフビレイ中に残置ハーケンは抜けました。 他にリスを探しハーケンを打ちましたが、岩の厚みがなくフレークが剥がれてハーケンは効きませんでした。カムやアングルハーケンが効きそうなちょうどよいクラックもなかったので終了点はペツルハンガー1本で再構築しました。

 

  7P Ⅳ~Ⅲ(リード岩出)(トポ7~8P目途中までを継続。)

  ・出だしのチムニーはステミングで突破、あとは特に問題なく登れました。

  ・凹角手前でピッチを切れば(後続PTを見ると草付きルンゼが終わって向かって右のところに終了点があったみたいです。)足場がよかったと思いますが凹角上部のリングボルトと灌木を使ってピッチを切ったのでリードが登ってて待ってるときは疲れました。

  ・足場の悪い中途半端なところでロープ入れ替えもしてられないので、そのまま岩出くんに次のピッチもリードしてもらいました。

 

  8P Ⅲ~Ⅱ(リード岩出)(トポ8P目途中~9P目。)

  ・特に問題なく登れました。

 

 ▶終了点~堅炭尾根~芝倉沢出合

 ・終了点から堅炭尾根へは石楠花尾根を登ります。 薄い踏み跡を辿り、草や灌木を利用して突破しました。 最初の岩も上部の岩も左から巻きました。 (終了点で休憩中に後続PTが私たちを追い抜いて石楠花尾根を登っていきましたが、上部の岩は私たちとは異なり右から巻いてました・・・動きから厳しそうにみえました。)

 ・堅炭尾根へ出ると芝倉沢出合までは一般登山道の中芝新道を下って行きます。 濡れた草や岩が滑るので注意です。

 ・中芝新道は刈払いしてありました。


★感想(山宮):晴れ予報でしたが前日は雨予報・・・岩が濡れていないか心配しましたがカールボーデンと取付テラス~要テラス区間ぐらいしか濡れていなくて良かったです。アプローチは沢登りでした。登攀はスラブ壁の沢登りをイメージしてましたが、要テラスから上は普通の岩登りでした。石楠花尾根~堅炭尾根までの藪漕ぎは薄い踏み跡があり灌木や草も豊富で危なげなく歩けました。初見ルートはそれなりに緊張しますが、登ってみると『ん。。終わり?』的な感じでした。


※山行の詳細はヤマレコにアップしてあります。

https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1285422.html

 

 

 

 

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